公益社団法人 日本地すべり学会 新潟支部 The Japan Landslide Society,Niigata Branch


地すべりシンポジウム開催報告のページ

第44回地すべりシンポジウム 「地震時地すべりの研究動向と対応計画」
<プログラム> 開催日:2016(平成28)年5月13日(金)
開催場所:新潟県民会館小ホール
区 分 発表者 所 属 発表タイトル * 時 刻
開会挨拶 福岡 浩 新潟支部 支部長  (開会にあたって) 11:00〜11:10
基調講演 川邉 洋 元新潟大学  地震時地すべりの研究 11:10〜12:00
昼   食 12:00〜13:00
発表-1 若井 明彦 群馬大学 2015年ネパール・ゴルカ地震による斜面災害 (1.5MB) 13:00〜13:30
王 功輝 京都大学 最近発生した大規模天然ダムの内部構造と安定性評価 13:30〜14:00
休   憩 14:00〜14:10
発表-2  水野 正樹 新潟大学 衛星干渉SARによる長野県稲子岳山体移動エリアの抽出と確認 14:10〜14:40
澤崎 郁 防災科学研究所 地すべり発生予測のための地震波速度変化モニタリングの適用可能性 14:40〜15:10
福岡 浩 新潟大学 平成28年熊本地震による地すべりの特徴 15:10〜15:25
休  憩 ・ 会 場 設 営 15:25〜15:35
総合討論 座長:渡部 直喜(新潟大学) 15:35〜16:30
 * リンクが設定されている発表は、当日の発表画面またはカラー版の講演要旨を見ることができます(pdf形式)。 
<開催報告>
 去る平成28年5月13日(金),新潟県民会館において,平成28年度支部総会と第44回地すべりシンポジウムが開催されました。参加者は85名でした。
 地震時地すべりにおける発生機構の解明や対応計画は,地震多発国である我が国の取り組むべき重要な研究課題であり,近年の災害報道などをみても社会的な関心の高さが伺えます。このような状況を踏まえ,今回の地すべりシンポジウムは,地震時地すべりに関連した最新の研究成果を学び,今後の防災・減災に向けた課題や研究の進むべき方向を整理・議論することを目的に開催されました。
 午前の部は,この春新潟大学を定年退職された前新潟支部長の川邉先生に「地震時地すべりの研究」と題して基調講演を行っていただきました。午後の部は,群馬大学の若井先生よりネパール・ゴルカ地震による斜面災害の研究成果,京都大学の王先生より大規模天然ダムの内部構造や安定性評価に関する研究成果,新潟大学の水野先生より衛星干渉SARを用いた深層崩壊危険斜面の抽出に関する研究成果,防災科学技術研究所の澤崎氏より地震波の速度変化から地すべり発生予測を行う手法の研究成果について,ご講演をいただきました。さらに緊急報告として,福岡支部長(新潟大学)より熊本地震での地すべり災害調査について報告がありました。
 総合討論は,講師の方々にご登壇いただき,パネルディスカッション形式で行いました。ここでは地震時地すべりの発生メカニズムや,地盤材料特性や地下水状態と関連する運動形態の多様性,今後の調査・観測・対策技術に対する展望と課題などを論点として活発な討論がなされました。シンポジウム終了後は会場を白山会館に移して意見交換会が行われ,午後7:00過ぎに散会しました。   (文責:新潟支部副幹事長 渡部哲也)
    


総合討論の様子


意見交換会の様子
当日の配布資料(目次)
(購入希望の方は出版物販売のページから)
開催報告(pdf版)                  開催要領

    トップページに戻る